気づき

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秘密情報をメールに添付するリスク

メールの添付ファイルで個人情報や秘密情報を送った経験を持つ方は多いと思います。

その時、より安全に送る目的で添付ファイルを暗号化し、パスワードを次のメールで送っていないでしょうか。

 

この方法は、個人情報や機密情報を電話で盗み聞きされないように、独特な外国語で会話した後に、電話をかけなおして何語を話したのか伝えるようなものです。

これでは、ドラマやアニメのように盗聴されたら、まるで効果はありません。

 

最新のとても安全なインフラを利用しているから大丈夫という方。それはとても素晴らしいことです。同じインフラを利用している人同士であれば不安もないでしょう。ですが、今回の送り先は違うかもしれません。

情報セキュリティは、重要性や優先度等の様々な状況に応じて適切な手段をとる必要があります。

 

話を戻しますが、暗号化した添付ファイルを安全に送付する方法は、パスワードをメール以外の手段、例えば電話やFAXで伝えることが比較的容易で、万が一メールが盗み見られていても、パスワードは分からないので安全性は高くなります。

他の手段も利用できないけれども、安全に送りたいときにはぜひ実践してみてください。

 

(この手段が最適という話ではありません)